仕事に無関心になったら数年を棒にふるかもしれないというお話
こんにちは、たもです。
日々のお仕事お疲れ様です。
仕事してると、ああ今日は面倒だなーとか、やる気出ないなーとか思うことが、誰しも一度はあるかと思います。まあそれでも、皆さん何とか仕事をやっているんだと思います。
しかし、納期がキツい時期が続く、タフな折衝が続く、頑張ってるのに周囲に認めてもらえない、人のフォローばかりさせられるとき、皆さんならどう思いますか?
「仕事とか、もうどうでもいいわ・・・」と思ってしまうことってないですか?
今回は、仕事に無関心になるのは本当に危険かもよ?というお話と、なってしまったときの対処法を紹介します。
仕事への無関心の裏にあるもの
仕事がどうでもよくなってくる、すなわち「無関心」の背後には、バーンアウト(燃え尽き症候群)があるかもしれません。
バーンアウトとは、仕事に一生懸命打ち込んだにも関わらず、期待した結果が得られない不満や徒労感から、意欲を失った状態を指します。*1
たとえば、自分でコードをバリバリ書いて売れるサービスを作るんだ!と意気込んだ新入りエンジニアが、最初は他人が作ったもののテストしかさせてもらえず、新しいサービスを頑張って提案してもダメ出しばかり、なんて状況が続いたりすると、意欲も低下するわけです。
このバーンアウトですが、1998年のモントリオール大学の研究によると、回復には1~3年を要し、人生において決して少なくない時間がかかるようです*2。なかなか恐ろしい数字ですね・・・。
バーンアウトにならないためには、仕事に過度な期待を抱いたり、周囲の期待に応えようと無理しすぎることに気を付ける必要がありそうです。
もしバーンアウトになってしまったら
まずはお疲れ様です。今までかなり頑張って来られたんじゃないでしょうか。
まずは、現在のご自分の状況が単なる疲労ではなく、心身ともに限界であることを認めてあげて、できる範囲でいいので休むのが良いかと思います。
というのも、先のモントリオール大学の研究で、バーンアウトから回復する人には共通して6つの回復プロセスを経ることがわかりました。その回復プロセスとは以下のようなステップになります。
- 問題を認め、
- 仕事から離れ、
- 健康を回復し、
- 自分の価値観に疑問を投げかけ(内省)、
- 仕事に関して新たな可能性を探り、
- (転職も含め)客観的な変化を起こす
というわけで、バーンアウトかもなあと思ったら、まずは上記ステップの1から順番に進んでいくと良いのではないでしょうか。
また、組織行動学を専門とするブランダイス大学のモリンスキー教授によれば、仕事以外の分野で情熱を燃やすのもよいとのこと。*3
個人的な意見としても、ちょっと休んで余裕が出てきたら、現実的で小さな目標を立て、それをクリアして自信をつけるのが良いと思います。たとえば、エンジニアの方なら、以下のようなものなんかどうでしょうか。
もちろん、情熱を燃やしすぎるとまたバーンアウトになる可能性があるので、現実的にできることをやりましょう。現実的な目標を立てるにはちょっとコツが必要だったりします。そのコツについては、オススメの本を記事の最後に紹介します。
まとめ
それでは今日の記事をまとめます。
くれぐれも、バーンアウトには気を付けてください。平和に仕事を続けられますよう。
それではー。
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